IT系(インフラエンジニア)に就職して今年で3年目になりました。
1,2年目はDELL製品を中心に触ってましたが、3年目になり急にHPE製品を触る機会が増えました。中でもネットワークSWの構築は、DELL製とCisco製のコマンド体系が似ている為かあまり不便はしなかったのですが、HPE製は結構独特(初めて触ったのがDELLだからだろ…)な感じがしてなれなかったので、備忘録ということで残そうと思います。
あと自分でも調べたけどあまり出てこなかったw
1.基本コマンド
まずはSWを操作する上での基本的なコマンドです。
・特権モードへ移行
<hostname>system-view
なお、現在所属しているモードはhostnameを囲っている記号で判別できます。
<hostname> ←非特権モード
[hostname] ←特権モード
・所属しているモードから抜ける (非特権モードにいる場合はログアウト)
<hostname>quit
こちらは”exit”でも抜けることができます。
・--More--を表示させない
<hostname> screen-length disable
設定結果を一気に表示させるためのコマンドです。
※こちらは非特権モードのみのコマンドです。
(Ciscoでいう”terminal-length 0”です。)
2.設定系コマンド(初期設定)
・ホスト名変更
[hostname]sysname xxxx
このコマンドを入力後、すぐにホスト名が変更されるかと思います。
※”save”することを忘れずに!
・パスワード変更
[hostname]user-interface aux0
[hostname]password simple xxxxxxxxxx
SWの初期起動時にパスワードを設定すると思いますが、変更したい場合用に…
・リモートログイン(ssh)有効化
<hostname>ssh server enable
・web管理画面有効化
<hostname>ip https enable
以上です。基本と初期設定はこのくらいできれば問題ないと思います。
次回はInterface周りの設定と、設定後の確認コマンド(Display系)を整理していきたいと思います。
※基本的にネットワークSWは揮発性です!”save”する癖をつけましょう!