VMware Professional VMware vSphere 7.x (VCP-DCV2021)を受験、合格した話 

どうも、DancePoPです。

 

今日は自分が以前受験したVMwareの資格について書いていこうと思います。

自分が受験した資格は、通称”VCP-DCV”というものになります。以前までのVCPは、各vSphereのバージョンごとの資格だったみたいですが、最近になってその年が後ろにつくようになったみたいです。

 

今回は、数あるVMwareの資格の中でも仮想化資格の初歩、VCP-DCVを受験したお話をしていきます。

 

 

Professional VMware vSphere 7.x (VCP-DCV2021)とは?

VMwareの資格の中で、仮想化に焦点を当てた入門的資格にあたります。DCVとは、”Data Center Virtualization”の略で、VCP-〇〇の○○の部分でどの分野の資格なのかが分かれています。

詳しくはVMwareの公式ページをご確認ください。

www.vmware.com

 

その中でも、DCVは仮想化に焦点を当てていますので、内容的には「vSphere」「vCenter」で使われる内容になります。

だいぶ範囲が広い試験になりますので、そこそこの知識が必要になってきますw

 

まず、認定コースの座学を受講する

とはいっても、いきなりピアソンに行って試験を受けることができません。

VMware、またはそのパートナー会社が行っている認定プログラムを受講する必要があります。(VMware的には、1発で受かってほしいというよりしっかりと技術を取得してほしいという思いだと考えています)

 

スケジュールは5日間、休憩時間も含めて約7時間ほどしっかり座学を受けます。コロナが流行する前は、各ベンダーの教育施設で受けていたみたいですが、私はすべてオンラインでの受講でした。Zoomを利用できる環境であれば問題ありません。

 

講座の内容はvSphereの初歩的なものになります。vSphereのインストールから、仮想マシン作成、仮想ネットワークなど、幅広いものになっております。とても範囲が広いので、後半はだいぶ疲れてしまうかと思いますが、気合で乗り切りますw

 

また、授業の中には実際にラボ環境で構築を行うフェーズがあります。

座学 → 実践 → 座学 → 実践

といった流れで授業が進むので、聞いた話をすぐに実践することができます。

 

5日間の授業が終わると、バウチャーメールが届きます。ピアソンで試験を予約する際にバウチャーを使用して受けるような流れでした。

 

受験までの勉強

私は仕事でVM製品を扱っていたのでそこまで勉強時間は設けませんでしたが、そこまで自信がない場合はしっかり時間をかけてから受験することをお勧めします。

というのも、「そんなの業務で使ったことないわw」みたいな問題が結構出てくるので、隅々まで覚えておく必要があるからです。

 

私が、試験を受ける前にさらっと読んだ本になります。

vSphereの概要を抑えることができますし、何より日本人の方が書かれているので変な翻訳とかがなく、とても読みやすい本でした。問題集が巻末にあり、それを100%にするだけでも十分合格できると思います。

 

 

これでもまだ不安だなと思う方は、実際の試験問題を入手できるサイトがあります。

確か3000円くらいでPDFで入手できるものを購入して、100点取れるまで繰り返し暗記しました。

試験問題がアップデート等で変わっている可能性もあるのでそのURLは貼りませんが、完全におなじ問題がでてきました。

 

ただ、その試験問題にもひとつだけ問題点があります。

(自分が探しているときは)外国サイトの問題集を入手したため、結構意訳がありましたw

また、実際の試験も直訳されているので、日本語的に怪しいものも多いです。

私は英語表示にして試験は乗り越えましたが、暗記だけでは「どれも正解に見えてしまう!」ということがあるので、合格は怪しくなるので気を付けてください。

 

私は仕事終わりに3時間ほど、3日で合格することができました。

 

結果

結果は428点で合格となりました。確かこの試験は500or520が満点、300以上で合格だったはずなので、そこそこの点数をとれてホッとしました。

問題数は60問で、15問くらい日本語が怪しい問題があったので正直不安でしたが、ふたを開けてみれば結構余裕でした。

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以上で、VCP-DCV 2021を受験するまでの大まかな流れと、結果になりました。

次はnetwork関連か、AWS系を勉強しようと考えています。